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  • 執筆者の写真廣瀬 拓也

2024.01.13 住宅のリノベーション計画/姫路市

 弊社では、昨年あたりから住宅のリノベーションのご依頼がとても増えています。

 これまで暮らしてきた想いのある建物を現代の生活に合う形で引き続き残したいというご依頼者や、世の中の物価高の影響もあり、新築をするより既存のものを活かした方がコスト的には抑えやすいという考えのご依頼者も多くなっているように思います。



 今回に打合せさせていただいた模型の写真の建物は、姫路市内にある築40年程の木造住宅です。

 既存の元々の間取りはこの建築時期に多く見受けられる、南面中央にある玄関から屋内に入ると廊下・階段スペースがあり、東にLDK、西に和室・広縁の続き間がある形です。


 東側のLDKの空間は日当たりもよく使用頻度が高いが、西側の和室空間は日当たりは悪く、あまり使われていないからどうにかしたいというご依頼は多いです。

 ただリノベーションする場合、構造的には現状の骨組みを活かすことになるので、新しく間取りを検討する上でも、できるだけ柱や壁の位置は変えずにさらに補強も行っていくような形がベストだと思っています。

 大きく大胆に構造の枠組みを変えてリノベーションを行うやり方ももちろんでますが、できれば今あるものを活かしながらプランを進めていく方が建物に無理をさせることもないし、当時の大工さんたちの仕事の痕跡を尊重できているようにも感じます。


 このお住まいのプランで新たに考えたのは、風通しの良い室内で外とも繋がりを感じ取れるような気持の良い場所を生活空間の中心にする、ということです。西側の和室の続き間部分はもともと南北に開放しやすい構造のため、そこに大きな窓のあるLDKを設け、あえて東側部分は水廻りや収納などの小さな部屋を並べる間取りにしています。


 今回の打合せはクライアントへの一度目のプレゼンテーションであったため、事前のヒアリングからいただいたご要望を元にこのような考えはどうでしょう、という感じのたたき台となるプランを私から示したかたちです。ここから次回の打合せ以降は、また全然違ったご要望をいただく場合も多々ありますし、そのまま受け入れられて一度二度で間取りの打合せが済んでしまう場合もあります。


 模型は、その立体的なイメージを掴んでいただくために作っています。

 具体的な仕上がりの雰囲気については、私が実際に暮らしている自宅兼事務所のショールームで現物を見ながら説明させていただく流れになっています。




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