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2025.06.05 加古川市の住まいの計画

  • 執筆者の写真: 廣瀬 拓也
    廣瀬 拓也
  • 12 分前
  • 読了時間: 1分

 



加古川市内で設計を進めている新築住宅のラフパースと模型。施主のご要望や敷地の周辺調査から、三角形のユニークな平面プランが生まれました。


 住まいの中心には、床を一段下げた円形のピットリビングを設けており、中庭に面した大きな木製の掃き出し窓を通して、内と外の一体感を感じられる空間を計画しています。窓を全開にすれば、庭と室内がゆるやかにつながり、季節の移ろいを暮らしの中で楽しめます。


 屋根は登り梁の小屋組みを全て表しにており、木組みの美しさが空間に現れる設えとしています。構造材の加工は大工さんの手刻みによるもので、プレカットには頼らず、職人の手仕事の魅力を活かした住まいづくりを目指しています。


 キッチンは、ステンレスとコンクリートを組み合わせた造作で素材の質感を活かします。また、ご主人が鉄の設計加工に携わる仕事をされているため、鉄製の階段や庇などはご主人による支給で製作予定です。


 具体的な図面の作成は毎回なかなかエネルギーのいる作業ですが、クライアントの方々と住まいのイメージを少しずつ共有・調整を重ねていく時間はいつも本当に楽しい時間。

 
 
 

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